Canva AI 動画生成の機能と制限:複数カットのストーリー動画を作る代替ツール

Canva AI 動画生成の機能と制限:複数カットのストーリー動画を作る代替ツール

CanvaのAI動画機能は、プレゼン資料の背景やSNS用の画像に短い動きを添える用途に向いています。「マジック生成(Magic Media)」では4秒の動画が生成でき、「Canva AI」では音声付きの8秒、または音声なしの6秒のクリップを生成できます(スタイルや構図を指定する参照画像を1枚添付可能)。一方で、広いワークスペースに複数のカットを並べたり、複数の参照画像を繋いだり、開始フレームを固定して前後のカットを滑らかに繋げたい場合には、別のワークフローが必要です。本ガイドでは、2026年10月時点のCanvaのAI動画機能の仕組みと制限を整理し、無限キャンバスを使って複数カットのストーリー動画を制作する方法を解説します。

Canva AI 動画生成機能の使い方と仕組み

Canvaには主に2つのAI動画生成機能があります。デザイン編集画面の「アプリ」内にある「マジック生成(Magic Media)」と、ホーム画面から利用できるGoogle Veo 3搭載の「Create a video clip(動画クリップを作成)」です。

Canva公式のヘルプドキュメントによると、マジック生成を使った動画作成手順は以下の通りです。

  1. デザインを開く

    Instagramリール、TikTok動画、プレゼンテーションスライド、または動画用キャンバスなど、新規デザインを作成します。

  2. マジック生成を開く

    左サイドバーの「アプリ」をクリックし、検索欄で「Magic Media(マジック生成)」を検索して開きます。

  3. 動画タブに切り替える

    マジック生成パネル内で、「画像」タブの隣にある「動画」タブをクリックします。

  4. 説明文を入力する

    被写体、場所、動きを説明するプロンプトを入力します。マジック生成は入力されたテキストのみを参照して動画を生成します。

  5. 生成してデザインに追加する

    説明を入力して「動画を生成(Generate video)」をクリックします。レンダリングが完了したら、動画をクリックしてデザインに追加します。生成される動画の長さは4秒固定です。

マジック生成に加え、Canvaではホーム画面からGoogle Veo 3を搭載した「Create a video clip」も提供されています。Canva公式ヘルプによると、Canva AIでは音声付きの8秒クリップ、または音声なしの6秒クリップを生成できます。手順は以下の通りです。

  1. Create a video clipを開く

    Canvaのホーム画面からアクセスします。

  2. プロンプトを入力する

    シーン、アクション、セリフなどをテキスト入力欄に記入します。

  3. 参照画像を添付する(任意)

    スタイルや構図の目安となる参照画像を1枚アップロードします。

  4. 生成してデザインに挿入する

    プロンプトを送信し、生成されたクリップをデザインに追加します。なお公式ヘルプでは、Canva AIは現時点でエディタ内の動画デザインには直接対応していないと注記されています。

Canvaは単体のデザイン素材を扱うのが得意です。例えばチラシの上に湯気の立つコーヒーカップを置きたい場合、生成AIを使えば短時間で違和感のない背景素材が仕上がります。その上に文字を載せたりステッカーを配置したりして、数分でSNS用の動画グラフィックを書き出せます。

これらの機能は、既存のデザインレイアウトにちょっとした動きを加えたいクリエイターに最適です。

Canva AI 動画の制限とよくある課題

プロジェクトでカットをまたぐ連続したストーリー展開や、意図通りのカメラワークが求められる場合、Canvaの動画機能には明確な制約があります。

2026年10月現在、Canva公式ヘルプで確認できる料金と技術仕様は以下の通りです。

- AI利用枠の制限:利用枠は契約プランごとに異なります。アカウント設定の「AI usage」ページで残量を確認できます(出典:[Canvaヘルプ:AI機能の利用枠について](https://www.canva.com/help/ai-access/))。 - 有料プランの要件:Veo 3を搭載した「Create a video clip」を利用するには有料プランの有効な契約が必要です。詳細は [Canva公式料金プランページ](https://www.canva.com/pricing/) に掲載されています。

実際の制作において、Canva AI動画には主に4つの制約が存在します。

1. 動画の長さ(秒数)とカットの繋ぎ

マジック生成は4秒、Canva AI動画は音声付き8秒または音声なし6秒のクリップを生成します。これらの長さは環境動画や背景の動きには適していますが、登場人物が演技をしてセリフを交わすような長い芝居には足りません。Canvaのタイムライン上で生成したクリップを複数並べても、前後のカットの終了フレームと開始フレームが合わないため、単なるクリップのぶつ切りになってしまいます。

2. 利用枠の消費とプロンプトの試行錯誤

CanvaではAI機能の利用回数がタスクごとにカウントされます。プロンプトの言い回しを調整して再生成するたびに利用枠が消費されるため、イメージ通りの映像を探る段階で残りのクレジットが減っていきます。

3. 参照画像と登場人物の一貫性

Canva AI動画ではスタイルや構図を指定する参照画像を1枚添付できますが、マジック生成はテキストプロンプトのみに対応しています。どちらの機能にも、専用のキャラクター設定カードや、カット間で開始フレームを引き継ぐ仕組みはありません。複数のカットをまたいで同一人物の顔や衣装を安定させるための参照手段が不足しています。

4. テキストプロンプトとカメラワークの指示

マジック生成もCanva AI動画も、テキストによる描写を軸に映像を生成します(Canva AIは参照画像1枚の添付に対応)。カメラの画角、焦点距離、移動速度、開始フレームや終了フレームを指定する制御機能はありません。カメラの動きはモデルの自動解釈に任されるため、特定の速度で被写体を追尾させたりパンさせたりといった厳密なカメラワークの再現は困難です。

CanvaとCapCut:複数カットのストーリー制作で直面する壁

動画制作ツールを探す際、CanvaとCapCutを比較するクリエイターは少なくありません。どちらもそれぞれの分野で優れたツールですが、複数カットの生成AIストーリー制作を想定した設計にはなっていません。

Canvaはグラフィックデザインのためのプラットフォームです。AI動画機能はチラシやプレゼンテーションを華やかにするための装飾ツールとして位置づけられており、連続したカット割りの構築よりも文字の配置やデザインテンプレートの充実が優先されています。

一方のCapCutは、タイムライン上で既存の動画素材を切り貼りして編集するための非線形動画編集ソフトです。

Canvaは静止画デザインのレイアウトと短い装飾クリップの生成に特化し、CapCutは既存の動画トラックの編集に特化しています。連ドラや短編ドラマを制作するには、視覚的な参照素材を整理し、開始フレームを固定し、複数の生成AIモデルを連携して指揮できるワークスペースが必要です。

DramaCanvasはCanva AI動画の制限をどう解決するのか?

DramaCanvasは、1つのテキスト入力欄やスライドテンプレートではなく、広大な無限キャンバスの上で動画制作を進めるワークスペースです。ストーリー構成、キャラクター設定シート、キーフレーム静止画、音声トラック、動画クリップといったあらゆる素材が同じ作業スペース上に並び、視覚的な接続線で結ばれます。

このキャンバスは、5つの機能によって単一生成ツールの制限を解消します。

1. 複数の専用動画生成モデルを1つのキャンバスに統合

単一の生成AIに縛られることなく、キャンバス上で複数の実用的な動画生成モデルを用途に合わせて使い分けられます。

- Veo 3.1:720pおよび1080pの解像度、16:9および9:16の縦横比に対応したテキストから動画を生成するモデル(参照メディア不可)。広大な背景や自然な光の描写に適しています。 - Kling 3.0:720p、1080p、4Kに対応し、3〜15秒の長さで16:9、9:16、1:1の縦横比をサポート。テキストまたは開始画像1枚を受け付け(参照動画不可)、物理的なアクションや動きの安定性に優れています。 - Seedance 2.5 と Seedance 2.0:Seedance 2.5は480p、720p、1080pで4〜30秒に対応し、1080pでは最大10本の参照動画を入力可能。Seedance 2.0は最大9枚の参照画像に対応し、スマホ向け縦型ショートドラマの制作に適しています。 - MiniMax H3:768pで固定4秒の16:9動画を出力し、最大2枚の参照画像に対応。セリフに対するリアクションや人物のクロースアップに向いています。 - Wan 3.0:480p、720p、1080pで2〜30秒に対応し、最大10枚の参照画像または5本の参照動画を入力可能。広角の状況設定や複雑なカメラワークに対応します。

2. 開始フレームによるキーフレーム固定(プロンプト任せの運試しを防止)

テキストから直接動画を生成しようとすると、言葉の解釈のブレによって意図しないディテールが混ざりがちです。DramaCanvasでは「ビジュアルの設計」と「動きの付与」を2つのステップに分離します。まず画像ノードでGPT ImageやNano Bananaを使ってキーフレームとなる静止画を生成し、照明や構図を確認します。その画像を動画ノードの入力ポートに接続し、「開始フレーム」として指定します。動画モデルはその確定した画像を基準にして動かすため、被写体やライティングが途中で破綻しません。

3. 登場人物の参照画像によるビジュアルの一貫性

キャンバス上に正面ポートレート、別アングル、衣装などをまとめたキャラクター設定カードを配置します。このノードから下流の動画ノードへ接続線を引くことで、顔の特徴などの画像データを参照可能なモデル(Seedance 2.0、Wan 3.0、MiniMax H3など)へ受け渡し、カットが変わっても同一の人物像を保ちやすくなります。

4. スマホ向け縦型ストーリーのためのネイティブ9:16対応

横長動画の両端を無理にトリミングするのではなく、画像ノードと動画ノードの両方で9:16の縦型出力をネイティブサポートしています。モデルが最初からフルフレームの縦型構図で生成するため、被写体を自然に中央へ収められ、解像度を損なうこともありません。

5. 絵コンテ台本ノードと一括作成テーブル

絵コンテ台本ノードは、ストーリーのアウトラインをカット番号、秒数、カメラ指示プロンプト、セリフが並んだ編集可能な表へと自動分割します。キーフレームの生成、テンポの確認、動画クリップの生成を一元管理し、メニューから「動画を結合」を選ぶだけで完成映像へと繋げられます。衣装や俳優のバリエーションを比較検証したい場合は、一括作成テーブルノードを使って最大6列の参照列を同時に走らせることができます。

機能と仕様の比較:Canva vs DramaCanvas

以下の表は、Canva AI動画とDramaCanvasの機能、利用枠、技術仕様の違いをまとめたものです。

比較項目Canva AI動画DramaCanvas 無限キャンバス実際の制作への影響
主な用途デザインテンプレート、プレゼン資料、SNSバナーの動的装飾複数カットのストーリー動画、縦型ショートドラマ、人物の一貫性維持Canvaはレイアウトの装飾に長け、DramaCanvasは連続するストーリー構築に特化しています。
料金と利用枠プランに応じた利用枠(アカウントの「AI usage」で管理)。Create a video clipは有料プランが必要費用は選んだモデルと設定によって変わりますCanvaはアカウント全体で利用枠を管理します。DramaCanvasの各モデルの費用は料金ページに掲載しています。
1カットの長さ(秒数)マジック生成:4秒。Canva AI動画:音声付き8秒または音声なし6秒2秒〜30秒(Kling 3.0:3〜15秒、Seedance 2.5:4〜30秒、Wan 3.0:2〜30秒、MiniMax H3:固定4秒)長尺のカットにより、キャラクターが1つのシーン内でセリフやアクションを完結できます。
画面の縦横比公式ヘルプページに明記なし16:9、9:16、1:1、4:3、3:4、21:9(モデルの対応状況による)DramaCanvasなら、生成した9:16縦型静止画をそのまま動画の開始フレームに接続できます。
利用可能なモデルマジック生成エンジン、Google Veo 3(Create a video clip)複数のプロダクションモデル:Veo 3.1、Kling 3.0、Seedance 2.5、MiniMax H3、Wan 3.0、GPT Image、Nano Bananaカットの特性に合わせてモデルを使い分け可能(例:表情重視ならMiniMax、大きなアクションならKling)。
登場人物の一貫性Canva AIはスタイルや構図の参照画像を1枚添付可能。マジック生成はテキストのみ専用のキャラクターカード、複数枚の参照画像(Seedance 2.0で最大9枚、Wan 3.0で最大10枚、MiniMaxで最大2枚)、開始フレーム固定同一キャンバス上でモデルに顔や衣装の参照画像を受け渡し、一貫性を保ちます。
カメラワークの制御テキストプロンプトのみ(Canva AIは参照画像1枚添付可能)。カメラのアングル、速度、軌道の個別指定は不可開始フレームの固定、構造化されたカメラ指示プロンプト、焦点距離の指定ドリー、パン、トラッキング、クレーンなどのカメラワークを正確に指示できます。
複数カットの構成クリップのトリミングや文字の重ね合わせを行う基本的なタイムライン絵コンテ台本ノードによるカット分割、一括生成、「動画を結合」メニュー、タイムライン書き出し展開された広いキャンバス上で、シーン全体のカット割りとリズムを俯瞰・管理できます。

Canvaと比較したDramaCanvasの弱点・できないこと

DramaCanvasは生成AIによる映像制作に特化しており、グラフィックレイアウトやマーケティングデザインの機能は備えていません。

1. デザインテンプレート、商用フォント、ブランドキット

Canvaには膨大なデザインテンプレート、商用フォント、ベクター素材、ブランドキット(ロゴやカラーパレットの管理)が揃っています。スライド資料やチラシ、スタンプ入りのSNS画像を仕上げる作業では、Canvaの方が手軽で対応力も高くなります。DramaCanvasにはグラフィックレイアウトエンジンや商用フォントライブラリはありません。

2. チーム共同編集、コメント機能、SNSへの直接投稿予約

Canvaは複数メンバーによるリアルタイム共同編集やコメント機能に対応し、主要SNSへの直接投稿予約機能も備えています。DramaCanvasは閲覧専用リンクによる共有には対応していますが、リアルタイムの複数人同時編集やSNS投稿機能はありません。

3. 2つのツールを組み合わせた実用的な制作フロー

実際の制作現場では、2つのツールを組み合わせて使うクリエイターが多く見られます。DramaCanvasでキャラクターの参照画像や開始フレームを活用して連続するストーリー動画を生成し、MP4ファイルとしてダウンロードします。その動画をCanvaに読み込み、ブランドロゴや見出しテロップ、スタンプなどのグラフィック要素を加えて最終的な完成品に仕上げるという流れです。

実践手順:DramaCanvasで連続するストーリーシーンを作る方法

ノードを使った動画生成の流れを体験するために、サスペンスショートドラマ『雨夜のコンビニ』のカット1を例に進めます。プロンプトは「状況・光の描写 + 登場人物の外見 + 主要なアクション + セリフ・音声 + 構図とカメラワーク」の5つの要素で構成します。

ステップ 1:テキストノードでシーンの基本設定を定義する

画面下のツールバーで「ノードを追加」をクリックし、「制作ノード」グループから「テキストノード」を選択します。カードをダブルクリックして、カット1のシーン設定を入力します。

カット1 シーン設定:雨夜のコンビニ
Lighting: Midnight heavy rain, 24-hour convenience store with pale fluorescent lighting and cold wet reflections.
Character: Soaked 20s man in dripping black hoodie, wet dark hair on pale forehead, tense darting gaze.
Action: Shoves open glass door, rushes inside, halts near counter clutching coins, glancing back into rain.
Dialogue: Ragged breathing and distant thunder; no spoken words.
Framing: 9:16 vertical medium shot with slight low angle, pushing forward from door toward counter.

このカードでシーン全体の照明、衣装、アクションの基準を設定し、下流のノードへ文脈情報として渡します。

ステップ 2:画像ノードで9:16のキーフレーム静止画を生成する

画面下のツールバーで「ノードを追加」をクリックし、「画像ノード」を選択してテキストカードの右側に配置します。テキストカード右端の出力ポートから画像カード左端の入力ポートへ線をドラッグして接続します。「パラメータ」設定でNano BananaまたはGPT Imageを選択し、縦横比を 9:16 縦型に設定したら、以下のプロンプトを入力します。

カット1 開始フレーム用プロンプト:雨夜のコンビニ
9:16 vertical realistic medium shot. Midnight heavy rain at a 24-hour convenience store entrance. Soaked 20s man in dripping black hoodie stands inside glass door clutching coins, glancing back over his shoulder into dark street. Pale fluorescent ceiling lights illuminate his profile, casting cold reflections on wet floor tiles.

このプロンプトにより、青白い蛍光灯の下で硬貨を握りしめながら街を振り返る濡れた男の9:16縦型中景写真が生成されます。プロンプトパネル右下の矢印アイコンをクリックして、キーフレームとなる静止画を生成します。

ステップ 3:動画ノードで開始フレームを固定してカメラワークを生成する

「ノードを追加」をクリックして「動画ノード」を選択し、画像カードの右側に配置します。画像カード右端の出力ポートから動画カード左端の入力ポートへ線を接続します。「パラメータ」設定でSeedance 2.5またはKling 3.0を選択し、縦横比を 9:16、長さを5秒に設定します。続いて「開始フレーム」のドロップダウンから先ほど生成したコンビニの静止画を選択します。Seedance 2.5を使用する場合は、「出力」項目にある「音声を生成」をオンにします。その後、以下のカメラワーク用プロンプトを入力します。

カット1 カメラワーク用プロンプト:雨夜のコンビニ
9:16 vertical realistic medium shot with slight low angle pushing forward smoothly. Continuing from start frame: young man in black hoodie halts near counter, chest heaving with ragged breaths. Right hand grips coins tightly as his head turns vigilantly toward rainy street outside. Raindrops slide off his hood under steady pale fluorescent lighting.

このプロンプトにより、ややローアングルからカメラが滑らかに前進し、開始フレームの男性の息づかいや振り返る動作を引き継いだ映像が生成されます。矢印アイコンをクリックして生成を開始すると、完了したクリップをカード上で直接プレビューできます。

ステップ 4:キャンバス上で後続のカットを展開する

シーンを展開するために、キャンバス上に後続のカットノードを追加します。

カット2(緊張したリアクションのクローズアップ):動画ノードを追加し、Kling 3.0を選択して縦横比を9:16に設定します。人物の静止画を接続して以下のプロンプトを入力します。

カット2 リアクション用クローズアッププロンプト:雨夜のコンビニ
9:16 vertical tight close-up shot, 85mm portrait lens, shallow depth of field. Young man in wet black hoodie turns his head toward the store clerk behind counter. Raindrops glistening on pale cheek, eyes wide with apprehension, rapid shallow breathing, knuckles white around metal coins. Steady eye-level camera, sharp focus on facial tension, pale fluorescent store lighting.

このプロンプトは85mmポートレートレンズを想定したアングルで、店内の蛍光灯に照らされた男性の表情の強張りや浅い呼吸に焦点を合わせます。

カット3(店舗外観の窓越しトラッキング):動画ノードを追加し、Veo 3.1またはWan 3.0を選択します。

カット3 店舗外観・窓越しトラッキングプロンプト:雨夜のコンビニ
9:16 vertical medium wide shot from outside the convenience store window looking in. Rain streaming down the glass pane in thick rivulets, blurring the warm interior. The young man in black hoodie stands near the illuminated snack aisle while dark shadows move across rainy pavement in foreground. Slow camera truck right along window exterior.

このプロンプトは、雨が激しく流れ落ちるガラス窓の外側からカメラをゆっくり右へ平行移動(トラック)させ、雨滴の反射を通して奥行きのある映像を作り出します。

カードを整理するには、画面下のツールバーで「ノードを追加」をクリックし、「フレーム」を選択して関連するカードをすべて枠内にドラッグします。ヘッダーをダブルクリックして「シーン1:コンビニ店内」と名付けます。複数のシーンを繋げてショートドラマの1話を完成させる手順については、無限キャンバス入門ガイドをご覧ください。

CanvaとDramaCanvasのどちらを選ぶべきか?

プロジェクトの目的に応じて選択します。

- Canvaが向いているケース: - SNS用バナー、プレゼンテーションスライド、マーケティング用チラシなどのグラフィックデザインを作りたい場合 - 動画の用途が、文字の背景に流れる4〜8秒程度の短い環境動画や動的アクセントで十分な場合 - 作成したデザインを主要SNSへ直接投稿予約したい、または商用フォントやスタンプ素材をすぐに使いたい場合 - すでにCanvaの有料プランを契約しており、デザイン業務全般で活用している場合

- DramaCanvasが向いているケース: - ストーリー性のあるショートドラマ、短編動画、ミュージックビデオ、複数カットの映像を制作したい場合 - アングルやカットが変わっても、同一人物の顔や衣装の一貫性を保ちたい場合 - セリフや演技を1カット内で収めるために、8秒を超える長尺(10秒、15秒、最大30秒)の映像が必要な場合 - 前進(ドリー)、横移動(トラック)、クレーン、指定の焦点距離など、意図通りのカメラワークを制御したい場合 - Veo 3.1、Kling 3.0、Seedance 2.5、MiniMax H3、Wan 3.0などの多様な動画生成モデルを1つのワークスペースで使い分けたい場合

複数モデルを連携したキャンバス動画制作の注意点

生成結果はプロンプトの具体性やモデルの特性によって異なるため、動画を生成する前にまずキーフレームとなる静止画を生成して確認することをおすすめします。各モデルにはそれぞれ制約があります。Kling 3.0は最大15秒の精密な動きの制御に向き、MiniMax H3は4秒固定で対話のリアクションに特化しており、Seedance 2.5やWan 3.0は最長30秒の長尺シーンに対応しています。

また、接続するノード同士の縦横比(アスペクト比)は必ず揃えてください。16:9の横長画像を9:16の縦型動画ノードに接続すると、意図しないトリミングや黒帯(レターボックス)が発生する原因になります。キーフレームを生成する段階で画像ノードをあらかじめ 9:16 に設定しておくことで、下流の動画ノードでも破綻のない構図を維持できます。

出典

- Canvaヘルプセンター - マジック生成で写真・グラフィック・動画を作成する:[canva.com/help/using-magic-media](https://www.canva.com/help/using-magic-media/) - Canvaヘルプセンター - Canva AIで動画クリップを作成する:[canva.com/help/video-clip](https://www.canva.com/help/video-clip/) - Canvaヘルプセンター - AI機能の利用枠について:[canva.com/help/ai-access](https://www.canva.com/help/ai-access/) - Canva AI動画生成機能:[canva.com/features/ai-video-generator](https://www.canva.com/features/ai-video-generator/) - Canvaニュースルーム - Canva AIとGoogle Veo 3:[canva.com/newsroom/news/veo3-canva-ai-video](https://www.canva.com/newsroom/news/veo3-canva-ai-video/) - Canva公式料金プランページ:[canva.com/pricing](https://www.canva.com/pricing/)

よくある質問

Canvaの動画生成で4秒以上の長さに延長できますか?

できません。「マジック生成」で生成されるクリップは4秒固定であり、「Canva AI」の動画クリップは音声付きで8秒、音声なしで6秒となっています。どちらの機能でも、個別のカットを8秒以上に引き延ばすことはできません。10秒〜30秒の長尺カットが必要な場合は、DramaCanvasのような複数モデル対応のワークスペースを活用してください。

Canva内で同じ登場人物の顔を複数の動画クリップで固定できますか?

Canva AI動画ではスタイルや構図を指定するための参照画像を1枚添付できますが、マジック生成はテキスト入力のみに対応しています。どちらの機能にも、専用のキャラクター設定カードや、カット間で開始フレームを引き継ぐ仕組みはありません。複数の参照画像を接続し、開始フレームを固定して複数カットを展開したい場合は、DramaCanvasが適しています。

DramaCanvasで生成した動画をCanvaに読み込んで編集できますか?

はい、可能です。DramaCanvasの動画ノードのツールバーから「動画をダウンロード」をクリックしてMP4ファイルを書き出します。そのMP4ファイルをCanvaにアップロードすれば、ロゴやタイトル文字、スタンプなどを重ねて最終的な公開用アセットを完成させられます。

縦型のショートドラマ制作にはどの動画モデルがおすすめですか?

まずはSeedance 2.5から試すのが実用的です。ネイティブの `9:16` 縦型画角に対応し、同期した音声も同時生成でき、最長30秒までの動画長に対応しています(登場人物の参照画像を最大9枚まで指定したい場合はSeedance 2.0も選択できます)。

接続した画像の構図が動画にうまく反映されないのはなぜですか?

動画ノードの「パラメータ」パネルで、「開始フレーム」に対象の画像が正しく選択されているか確認してください。ここが指定されていない場合、モデルは接続された画像を無視し、プロンプトの文字情報のみから動画を生成してしまいます。また、プロンプトには抽象的な形容詞だけでなく、具体的なカメラの動きや人物のアクションを明記しているかも併せて確認してください。 テキストノードでカットの要素を整理し、画像ノードで9:16のキーフレームを確定させ、動画ノードに繋いで滑らかなカメラワークを生成する――文字入れやレイアウトを重視したチラシ・スライド制作にはCanvaが便利ですが、登場人物の一貫性を保ちながら複数カットのストーリーを紡ぐなら、監督として細部をコントロールできる無限キャンバスが力を発揮します。 **次のステップ**:DramaCanvasを開き、画面下のツールバーで「ノードを追加」をクリックして「画像ノード」を作成し、最初の9:16キーフレームを生成して「動画ノード」に接続してみましょう。キャンバスの基本操作や複数カットの制作フローを体系的に学びたい方は、無限キャンバス入門ガイドをご覧ください。